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2005-07-06

子どもの権利条約ワークショップ 実施報告

 去年より子どもの権利条約関連事業とし「子どもの権利条約フオーラムいぱらきin取手』に参加し「はじめてのおしばいを考える講演会』について取り組んできました。
 今回茨城県共同募金会の助成を受け、より多くの人に「子どもの権利条約」について考えてもらおうと、アフタフ・バーバン北島尚志氏を進行役に迎えワークショップを実施しました。              
 両日とも参加者約30名、日程の都合で、1回しか参加できなかった方もいましたが、そんな中で「権利とは、人と人との関わりの中にある身近なもの」ということを認識するために、いろいろなゲームをしながら、相手に伝えることのむずかしさを感じ、一人一人違ってもいいということを再認識するということを、楽しく取り組みました。

参加者感想

 ペアになった人と初対面でどの程度信じられるか、なかなかぎこちないものでしたが、少しずつ相手を受け入れ、相手に伝えることができたかなと感じています。でも、ペアになってくれた人達の勘が良かったのかも…。

 ワークショップの時間が短く感じられるひとときでした。ありがとうございます。
 
 久しぶりに笑いました。こんな形で子どもの権利を考えたことはありませんでした。自分中心に生活していたことを反省しています。人とのかかわり方を今日考え直さなければ!!

 FAXゲームを体験して、はじめて、相手に伝えるむずかしさをしりました。2日間ありがとうございました。

大学生の子どもがおります。季節のように春夏秋冬の心の動きを関わってきて、今日のワークで思い出しました。「親の押しつけ」という気づきです。相手の違う感じ方を受け入れていく親でありたかったと、心が痛みました。

 自分はわかっているつもりで説明しているのに、何故、相手にうまく伝えられないのか?伝え方がへただと悩んでいた点があったけど、実は、自分がよく理解していなかった。又、何でこんな事、わからないのという傲慢さもあったと反省。今から相手の
様子を見ながら言葉を相手にあわせながらわかりやすく話していきたいと思いました。楽しかったです。

三人のグループとなり、一人の人が言ったことを三人で表現するワークは、とっさにでるお互いの行動なので、お互いの目を見ながら緊張の一瞬でした。イメージが違うことも受け入れどうにか形をつくれて、何か仲間意識がでて楽しかったです。また、4
枚の写真は、いろいろな人のイメージがだされ、その中に自分の提案も受け入れてもらえた時とってもうれしさを感じました。
 私もできるだけその感覚をこれからの生活・活動に活かしていきたいと思っております。又、「人間FAX」で、伝える離しさを改めてかんじました。本当に2日間ありがとうございました。

このように参加者からは、違う見方ができるようになったとの感想が多数あり、一人一人追ってあたりまえ、ということが実感できる2日間でした。

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