2005-07-06

乳幼児期の発達と子どもの文化体験

埼玉県あかね保育園園長 牧 裕子 先生講演 

今、子どもの内面が崩れてきているように思います。かつて自然の申でそこにあるもので遊んでいた頃、子どもの心は異年齢の仲間や多くの大人の中で育てられてきました。1945年以降経済の発達により、心は貧しくなりました。私たち大人は目に見えない心の成長にどう関わるべきかを真剣に考えなければなりません。

(1)乳幼児の発達について
 人間の成長はバランスが篆要です。2歳児を持つ親の85%は「何かに頼りたいと思ったことがある」と言います。もちろん子どもが生まれてよかったと思う時間もあり、そのバランスが取れていることが重要なのです。
 子どもを怒りながら育てていると“事が早く進み、気がつくとあたりがきれいになっていた”ということがあります。またある時はゆっくりと時間をかけて子どもに話しかけたりすることもあり、子育ては、親の感情が下がった時が怖いのです。また母親を助ける人が周りにいない方が多く、心のバランスを崩す親が増えています。
 「誰かに聴いてもらいたい」と思っている時、母親の思いを聴いてくれる人、また、仲間をつくり育児について、交流をしながらー緒に子育てできるところ[子育て支援センター」といった毎日未就園の親たちが話のできる場が求められています。
 今2歳と4歳の発達に心配があると言われています。2歳児は自我が育つ時、何度も失敗しながら、少しずつ何かができるようになり、だんだんとできることが広がっていく、このような体験を積み重ね、子どもの心に多くのことを受け入れる柔軟性が育ちます。多くの失敗こそが必要なのです。
 4歳になると仲間ということをよく理解するようになります。“仲良しでいたい秘密を持ちたい"そんな時期でもあり、うまくいかず子ども自身がイライラする時期でもあります。5歳になれば、来年は学校という先が見えるので落ち着いてくるのですが、4歳は未来が見えず不安定になりがちです。保育園でもこの時期の仲間づくりがうまくいかないと子ども自身がますますイラつき、その気持ちを他者に向け“トラブル"がおきます。4歳児の仲間づくりはとても難しく、とても大切なことなのです。

0~1歳:なんでもやってもらう、母親と表情に取る問い合わせをする、大人と一体となっている時期で基本信頼関係を育てる時期

2歳:自我が育つ時期です。半分はできるけど、半分はやって欲しいと甘える時期でもあり、自分がやりたいことには一直線で押し通す、人に向かって自分を出していくので人とのトラブルが増えてきます。
 たとえば人の持っている物が欲しいという時期です。この頃に演じることが楽しいという経験を持たせることは表現することが好き、自分の思いを伝えることが楽しいことのきっかけになります。ごっこあそぴなど~のつもりになって演じるとかまねをする、模倣することは次の自立に向かう力を育みます。

3歳:これまでとは違い何かを自分もやつてあげる、徐々に基本的な生活習慣の自立の時期、3才になると手も心も外にむかう時期であり、食生活が自分でできるようになります

(2)子どもの文化を豊かに
 子育てが心配になるような事件が次々と起こる中、人が好きと言える、人を信じられる『基本的信頼』を育てるために、大人は子どもたちにどの様な活動を大切にしていくのか、どのような文化を与えていくのかよく考えなければなりません、そして子どもの文化を見る目を豊かにしていくことが重要です。子ども自身が「自分が自分であっていい」と思える力は、子どもが直接人や自然に働きかけ、文化に触れることから五感で世界を感じることから始まります。
 子どもの文化は『子どもの中の自分を育む力の栄養』です。

            2005-07-06 in 子ども劇場茨城通信 | Permalink | コメント (0)

            信頼と安心の子育てを 横浜子どもひろば 事務局長:大原淳司氏のお話

            5月11日(水)つくば中央図書館

            『横浜子どもひろば0123』の特徴

             横浜子どもひろぱでは、数年にわたって話し合ってきた、乳幼児の会がスタートしました。
             ちょっと先輩ママに支えられ、おかあさんとこどもたちが安心して心ゆくまで楽しめる機会を―緒につくる‥その企画運営の主体は乳幼児を持つ親たちです。年4回の「はじめてのおしぱい」に加えワークショップや遊び会を元気につくっているそうです。
            心のきずなでむすぱれて‥見るもの聞くものそのほとんどがはじめてのことで、感じる力は持っていてもどう受け止めていいのかも不安で一杯、そんな時お母さんとの感性の疎通、共感しながら理解し合っていくことで子どもたちは安心することができます。赤ちゃんお腹にいた時はお母さんと赤ちゃんは臍帯でつながれていましたが生まれてきてからは心のきずなで結ぱれます。またそれなくしてはこどもは人生の始まりを生きていくことは難しくなります。いくら考えても思い出せない時期の親子関係によって信頼感が養われる土台,そして今、そのことが特別に大切にされなけれぱならなくなっていると大原氏‥・。

            2005-07-06 in 子ども劇場茨城通信 | Permalink | コメント (0)

            子ども劇場首都圏 6年度全体会 5月31日国立オリンピック記念青少年総合センター

            5年度のまとめ
             “各都県の運動を大切にしながらゆるやかな連帯"を合い言葉にそれぞれの活動の積み重ねや都県の地域性など多くの違いを交流してきました。
            昨年度のまとめの中から大きな共通項として「子どもの文化権の保障」を確認し、世話入会を中心に活動を展開してきました。
            「子どもの舞台芸術プロジェクト」の“トライシアター''では企画パンフにない新しい舞台との出合いがありました。はじめてのおしぱいは5年間で8作品が生まれ9作品目に桃戦中です。
             「子どもの舞台芸術プロジェクト」では、“子どもが安心して育つ場とは”と題し、埼玉大学助教授岩川直樹氏を講師に招きました。子どもたちの“今"の状況が報告され、子どもが安心して育つ場を“子どもの帰りどころ"と表現し子どもの帰りどころとしての場づくりのお話しは多くの参加者が共感し大好評でした。
             「子どもと舞台芸術出会いのフォーラム」は実行委員として参加し子ども劇場首都圏の活動とリンクさせて展開できるようになりました。
             鑑賞活動の実施調整については全国の子ども劇場が所属する地方・県組織が主体的に参画し「企画調整実行委員会」を組織しています。子ども劇場全国センターが企画調整事業から撤退して3年、この間試行錯誤を重ね、システムも整備されていきました。子ども劇場首都圏は事務局を担っています。

            6年度に向けて
             この5年間、各都県がゆるやかな連帯の中、情報交換・交流・子どもの文化の研究等、事業を展開してきました。しかしそれぞれの事業が積み重なるごとに活動が広く深くなりそれにともない社会的にも責任も重大となりました。私たち自身が積み上げてきた、この確かなものを受け止め発腰させていくためにも世話入会が子ども劇場首都圏に責任を持つこと、世話人は各部県の代表者であること、そして団体としての課題を持ち合うことを確認しました。

            課題と活動
              1.子どもの文化櫓の保障を目指して0・1・2・3才に焦点を当てていきましょう。
                rはじめてのおしばいの制作・学習会・交流会
              2.子どもと舞台芸術の豊かな出会いを実現させるために活動していきましょう。
                「トライシアター首都圏・作品の発展」「鐙賞活動共同実施(首都圏ツアー)」
                「鑑賞活動企画調整」

            2005-07-06 in 子ども劇場茨城通信 | Permalink | コメント (0)

            特定非営利活動法人子どもNPO・子ども劇場全国センター 2005年度通常総会

            4月29日 新宿あいおい損保ビル

            はじめに 代表理事 清川輝基
             平成15年「次世代育成支援対策推進法」が成立し、子ども・子育てに必要な「あるべき姿」として次世代育成支援行動計画が全国都道府県、市町村で推進されています。この推進法は若者の育ちを重要な社会的課題として揚げています。
             また、文部科学省では「子どもの居場所づくり新プラン」の実施について、“子どもの健やかな育成のために家庭、地域、学校がそれぞれ教育力の充実を図り、それぞれの教育力を結集していかれるような環境づくりを行うことが重要である、そのためには地域の大人の協力を得て子どもの活動拠点を獲得しスポーツや文化の活動など多彩な活動が展開されるよう取り組む"としています。子ども劇場が長い間地域で子どもたちと一緒に様々な活動を推進してきましたが、このことがやっと国レベルで、施策化されました。
             今子どもの成長にとって体験の重要性が叫ばれるようになりましたが、どんな体験が有効なのかその議論が必要です。本物の体験をすると子どもの心や体は必ず変化し、子どもの本来持っている遊び心、探求心、挑戦する意欲などが引き出せます。このことが“生きる力"となり、そういう体験こそが今求められています。

            2005年度に向けて 高比良正司
             子どもの居場所づくり「地域の子ども教室」を実施。一文部科学省委託事業。
             この委託助成事業について昨年は県や市町村など行政かあるいは公益法人は窓口でなければ実施できませんでした。しかし今年度はNPOを含む7団体が共同して(全国民間団体運営連絡協議会一代表高比良正司)交渉した結果文部科学省から直接委託が決まり、行政は変わる窓口となることができました。また、この事業では、全国協議会、
            地域の実行委員会に管理の一部が予算化、計上することができました。このことは今後の助成事業のあり方や中間支援組織のあり方を考えていく上で大きな成果を残したと言えます。助成:協議会3億5千万円(内子ども劇場1億円)

            事業計画
            1.委託助成事業
              (1)文部科学省「地域の子ども教室事業」
              (2)独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター
               子どもゆめ基金r子ども遊び塾2005j5回シリーズ
              (3)文化庁人材育成支援事業「日本の子どもの文化2006年版」
            2.鑑賞企画事業
              (1)ショートストーリーズ
              (2)平常(たいらじょう)の世界
              (3)ブルースライブ
              (4)フレディ
            3.共済事業
              「げきじょう年金」「げきじょう団体総合補償制度」
              「げきじょうスタッフ共済」「子どもNPOサポートカード」
            4.基盤整備事業
              「助成金の使途への制約について抜本的な改善
            ※清川代表理事退任にともない高比良正司氏が代表理事に就任しました。

            2005-07-06 in 子ども劇場茨城通信 | Permalink | コメント (0)

            子どもの権利条約ワークショップ 実施報告

             去年より子どもの権利条約関連事業とし「子どもの権利条約フオーラムいぱらきin取手』に参加し「はじめてのおしばいを考える講演会』について取り組んできました。
             今回茨城県共同募金会の助成を受け、より多くの人に「子どもの権利条約」について考えてもらおうと、アフタフ・バーバン北島尚志氏を進行役に迎えワークショップを実施しました。              
             両日とも参加者約30名、日程の都合で、1回しか参加できなかった方もいましたが、そんな中で「権利とは、人と人との関わりの中にある身近なもの」ということを認識するために、いろいろなゲームをしながら、相手に伝えることのむずかしさを感じ、一人一人違ってもいいということを再認識するということを、楽しく取り組みました。

            参加者感想

             ペアになった人と初対面でどの程度信じられるか、なかなかぎこちないものでしたが、少しずつ相手を受け入れ、相手に伝えることができたかなと感じています。でも、ペアになってくれた人達の勘が良かったのかも…。

             ワークショップの時間が短く感じられるひとときでした。ありがとうございます。
             
             久しぶりに笑いました。こんな形で子どもの権利を考えたことはありませんでした。自分中心に生活していたことを反省しています。人とのかかわり方を今日考え直さなければ!!

             FAXゲームを体験して、はじめて、相手に伝えるむずかしさをしりました。2日間ありがとうございました。

            大学生の子どもがおります。季節のように春夏秋冬の心の動きを関わってきて、今日のワークで思い出しました。「親の押しつけ」という気づきです。相手の違う感じ方を受け入れていく親でありたかったと、心が痛みました。

             自分はわかっているつもりで説明しているのに、何故、相手にうまく伝えられないのか?伝え方がへただと悩んでいた点があったけど、実は、自分がよく理解していなかった。又、何でこんな事、わからないのという傲慢さもあったと反省。今から相手の
            様子を見ながら言葉を相手にあわせながらわかりやすく話していきたいと思いました。楽しかったです。

            三人のグループとなり、一人の人が言ったことを三人で表現するワークは、とっさにでるお互いの行動なので、お互いの目を見ながら緊張の一瞬でした。イメージが違うことも受け入れどうにか形をつくれて、何か仲間意識がでて楽しかったです。また、4
            枚の写真は、いろいろな人のイメージがだされ、その中に自分の提案も受け入れてもらえた時とってもうれしさを感じました。
             私もできるだけその感覚をこれからの生活・活動に活かしていきたいと思っております。又、「人間FAX」で、伝える離しさを改めてかんじました。本当に2日間ありがとうございました。

            このように参加者からは、違う見方ができるようになったとの感想が多数あり、一人一人追ってあたりまえ、ということが実感できる2日間でした。

            2005-07-06 in 子ども劇場茨城通信 | Permalink | コメント (0)

            2005-03-04

            子どもの権利条約ワークショップ 二回シリーズ

            茨城県共同募金助成事業
            子ども劇場茨城では、子どもの権利条約を、ひとりでも多くの方に感じていただくことを願い、ワークショップを開催します。
             今月も寝屋川で悲しい事件が起こりました。大きな事件が起きると、胸が締め付けられるようなきがします。この事業を通して大人自身にとっても 日頃から子どもたちとの生活が、もっと豊かなものになること、また子育ての楽しさを感じていただくことが出来たら幸いです。是非ご一緒に!!
            ~あそべや あそべ~ 伝えたいことを 伝えたい人に 伝わっていますか
            第一回
            とき:2005年3月8日(火)10:00~12:30
            ところ:土浦市民会館会議室
            第二回
            とき:2005年3月9日(水)10:30~13:00
            ところ:牛久エスカードホール
            進行役/アフタフ・バーバン 北島尚志
            私たちアフタフ・バーパンは・‥
            様々な「あそぴ合いのプログラム」や「表現活動」を通して…
            ●人と人(子どもと大人)が関わり合い、創造的な新しい関係づくりを進めていくことを目指します。
            ●暮らしているまち(地域)を舞台に、出会い、気づき、発見を通してイメージの翼を広げ、人とまちのコミュニティーを豊かにし、いきいき元気になることを目指します。
            ●子どもの権利条約第31条にのっとり、子どもの文化活動を共に考え、つくり、支えあう、<あそび心>あふれる大人たちの輪を広げることを目指します。
            参加費:2000円
            事前のお申し込みが必要です。
            一回のみの参加も可能です。

            2005-03-04 in 子ども劇場茨城通信 | Permalink | コメント (0)

            子どもの権利条約フォーラム2004 11月20-21日 取手市民会館

            子どもの権利条約フォーラムinいぱらき ついに実現!
             昨年も、通信において「子どもの権利条約フォーラム」についてお知らせしました。が'04はこの茨城において、全国フォーラムが実現しました。
             子ども劇場茨城も主催団体として、参加いたしました。呼びかけてくれた<NPO未来の子どもネットワーク>が、事前に様々な講演会や学習会を通して、子どもに関する団体や関心を持つ人々に声をかけて実行委員会を立ち上げ、2004年11月20~21日の両日のべ869
            人の参加者が取手市に集いました。子ども達の実行委員会も同時に立ち上げて、子ども達の想いを大事にした「世界の中心で子どもの権利条約をさけぶ」をテーマに、子どもと大人が一緒に話したり考える全大会や交流会あり、又テーマ毎の分科会ではより専門的に学び合うことができたのではないでしょうか。
             印象的だったことは、ポランテイアに来てくれた地元の高校生が、一日目は指示待ちで周囲とも馴染んでいなかったのですが、二日日にはフォーラムに関心を持って積極的に仕事を見つけたり、私だちと会話もスムーズになって楽しんでくれたことが嬉しかったです。
            子どものことを考える様々な大人に触れたきっかけになったのかもしれません。

            分科会子ども劇場茨城担当
            「はじめてのおしぱい」を考える~横浜こどものひろぱ実践報告~事務局長大原淳司氏
            1.子どもの権利条約で掲げられる子どもの権利について
            子どもの権利条約31条「休息・余暇・遊び、文化的・芸術的生括への参加について
            2.何故、乳幼児に「はじめてのおしぱい」を届けるのか。
            ●乳幼児期に基本的信頼を育む子育て活動
             乳幼児を対象としたこの活動は、近年、とくに思春期初期の子どもたちの周りに起こる事件が子ども同士の中に起こっているという点に注目しています。事件の無残な結末はあってはならないことですが、その背景には人間不信と人間不在に苦しんでいる多くの子ど
            もたちの姿があり、思春期以前の対策が強く望まれるところです。
             日頃、人の心を推し量ったり、場の空気を読んだりすることがなくなると、人の痛みを感じることもなく、自分自身の感情を抑える事ができなくなってしまいます。事件にまで至らないにしても、いつしかコミュニケーションが何であるか、自分が何を感じているのか、表現する内容としての心のうごきそのものが捉えにくくなっていきます。
             この活動は、自分が感じたことを表現したら、必ず受け止めてもらえるということから芽ばえる「自己信頼」と、受け取ってくれたまわりの人への「人間信頼」。そうしたコミュニケーション体験を乳幼児期の原体験として持つことを目的に行ないます。その意味において、乳幼児期の子育ての目標は基本的信頼の獲得にあることを強調しています。
            3.「はめてのおしぱい」を乳幼児たちはどのように観ているのでしょうか
             CAN青芸『ぐるぐる』の上演の様子をVTRで鑑賞しました。
            4.「はじめてのおしぱい」を柱とした、「横浜こどものひろぱ0123」について
            ●活動の3つの柱
            (1)あたたかい信頼関係がうまれる場に
             年4回の例会(「はじめてのおしぱい」を楽しむ日のこと)や、毎月の集まりで親子どうしの交流を持ち、和やかな雰囲気で、あたたかい信頼関係がうまれる場にしていけるように、親しみのあるゆったりした空間をつくることを大切にしています。
            (2)例会前には事前の出会いを
             例会当日はじめて顔を合わせるのではなく、前もって演じる人とワークショップを開き、できるだけ出会いの機会を作ります。知り合うことで、こどもも大人もリラックスでき、より楽しんで観ることが出来ると考えるからです。
            (3)年4回の0123才むけ例会「はじめてのおしばい」とは
            目の前で演じられるおしばいなどは、一方的に観せるのではなく、こどもたちの反応をうけとめながらおはなしをすすめていきます。お母さんやともだちと―緒にゆったりした時間、気持ちを共有することを大切にしています。
            ●参加方法
            (1)対象年齢/0-3才のおやこを対象とします。
            (2)会員所属/会員としての所属はこれまで通り市内の各劇場になります。現在会員の方は今までどおりです。例会の位置付けは従来の低学年部・高学年部と同様で、0123・低学年部・高学年部となります。
            (3)月々の活動/0123の親の集まりである「ちぴっこかいじゆうの会」で運営をしていきます。
            (4)会費と財政/会費は0~3才のおやこ一組で1500円です。会費の納入は毎月各劇場ごとに行ないます。財政については予算案を添付しました。
            ●究極の子育て支援は「わが子がかわいい」と思えること
            ・人生の夜明け、乳児から幼児ヘ
            ・体験は内面的なものに消化される
            ・エンターテイメントの力
            ・記憶にない時代の大切さ
            ・心の絆で結ばれていく
            ・お父さんでもお母さんでもない人との出会い
            ・何かひとつ、面白かったと思うところから始める
            ・心を失わないように
            ●はじめてのおしぱい上演記録
            2001年演劇集団円「どうぞのいす」出演:小森創介
            2001年くわえ・ぱぺっと「かくれんぼしてるのだあれ」出演:つげくわえ
            2001年人形劇団ののはな「みんなの人形劇場」出演:納富俊朗、他
            2002年山の音楽舎「ふわふわ山の音楽会」出演:川中美樹、他
            2003年ロバの音楽座「ロパのコンサート」
            2003年だだ(改めCAN青芸)「ぐるぐる」出演:浅野佳砂音、中ムラサトコ
            2004年小森美巳企画「あかいりんごをひとつかく」出演:三谷昇 小森創介

            2005-03-04 in 子ども劇場茨城通信 | Permalink | コメント (0)

            例会情報 ざん・ぱら・りん 水海道子ども劇場

            あそぴ・劇・表現活動センター・アフタフ・バーバン
            専任スタッフの、金子ざん(ざんさん)と、鵜野紀子さん(のんちやん)の、奇妙なコンビが、語りと音による劇遊びを展開しました。
            笛・太鼓・鉦(かね)そして何と言っても二人の絶妙なコンビネーションによる声色の数々、小坊主になったり鬼婆になったりの七変化。
             見ている子どもも大人も次に何が出てくるのが、ハラハラ・ドキドキ・ワクワクの連続でした。
             一度もお芝居を見たことのない子どもから、ざんさんを見て、「ぼく、役者になる」と一言。なんて、すばらしい!!観客をひきつける才能にあふれたお二人、どんな状況でも、観客との一体感を求めている姿に脱帽でした。

            2005-03-04 in 子ども劇場茨城通信 | Permalink | コメント (0)

            県南グループ会は… 

            月1回茨城県南の子ども劇場おやこ劇場が、県南のまん中となるつくばに集まって情報交換・交流をしています。参加劇場は、いしおか・土浦・つくば・岩井・水海道・牛久・わの会です。
            1月は、情報交換だけではなく、「あそぴ」を楽しむということで、「スライム」「プラトンボ」「ビュンビュンごま」の楽しいあそび方を土浦・岩井の方々に実演してもらい、作り方などを教えてもらいました。

            あそぼ!!*手作りスライムを作ろう!*
            準備:
            ●洗濯のり(PVAと記載されているもの)
            ●ホウ砂(ホウ酸ナトリウム)-ホウ酸と間違えないで!
            ●色水(水に絵の具を溶いた物)
            作り方:
            (1)魔法の水をつくる。500ミリリットルの水にホウ砂(ほうしゃ)20グラム(大さじ2.5はい)を入れて溶いておく。
            (2)透明のプラカップにのり・色水を同量入れる。(この時カップの半分以下
            少量で良い)
            (3)(2)の中に(2)と同量の魔法の水をいれる。
            (4)割り箸でよく混ぜて、スライムのできあがり。

            2005-03-04 in 子ども劇場茨城通信 | Permalink | コメント (0)

            茨城新聞 キッズアトラクション

            ●11/8(月)ひたち親子劇場 躍動感あふれる踊りストライプス公演
             NPO法人ひたち親子劇場は創立20周年を記念して、12月4日午後6時半から、日立市若葉町の同市民会館民会館で「ファンカステップ・ライプザ・ストライブス」を上演いたします。
             ザ・ストライプスは、北野武の映画「座頭市」でタップを踊って一躍人気を集め、ストリート感あふれるダイナミックでエネルギッシュなリズムパフォーマンスが魅力のグループです。北野が絶賛する世界ランクの芸術的な踊りを、この機会にぜひライブでご覧ください。元気の出る最強のリズムパフォーマンスメントセンス抜群のステージをお楽しみいただけます。
            ●11/22(月)牛久おやこ劇場思いやりを舞台から牛久で人気ミュージカル
             牛久おやこ劇場は12月26日、牛久市中央生涯学習センター文化ホールでイッツフォーリーズによる親と子のミュージカル「ルドルフとイッパイアッテナ~ともだちがいるさ」を開催します。
             このミュージカルの原作は、NHK教育テレビ「テレビ絵本」でも取り上げられるなど、子どもたちに大人気の物語です。その原作をもとに、親子で安心して楽しめ、人間と動物の共存や温かい心と思いやりの大切さといったメッセージを、美しい詩とメロディで届けてくれる舞台です。親子で同じ時間を共有することでお互いを理解し、より親子関係が深まるのではないでしょうか。
             劇場は生の舞台を通して感動する心、笑ったり泣いたり怒ったりすることが、「生きる」ことの栄養となると考え日々親子で活動しています。今回いばらき文化振興財団の助成を受け、少しでも多くの方にすばらしい舞台と出会ってもらえたらうれしいです。
            ●12/27(月)ひたち親子劇場 ユーモアあふれる芸「トムの一人舞台」
             NPO法人「ひたち親子劇場」は1月23日午後2時から、日立市立仲町小体育館(神峰公園下)で「トムのサーカスワークショップ・ショー」を開催します。芸達者いはらツトムこと“トム”の一人舞台です。
             ショーの内容は、パントマイムや自在に操る三つ、四つ、五つのお手玉、2メートルの大一輔車での輪投げ、四つのいすを積みあげた上での驚異の逆立ちアクロバットなど。ハラハラ、ドキドキの連続です。
             また客席から選ぱれた代表が数々の芸にチャレンジするなど、お楽しみもいっぱいです。独特のユーモアあふれるステージは観客と一つになって、子どもたちに夢のような一時をプレゼントすることができるでしょう。ぜひ会員になってご覧ください。
            ●1月24日(月)岩井こども劇場 郷土芸能に親しむコンサートを開催
            岩井市民音楽ホールで2月13日午後2時から、わらぴ座「ひぴきわくわくコンサート」と、地元団体による郷土芸能のひぴき「心にひぴくわくわくこんさ-と」が開催されます。
             第一部は地元団体の猿島町「猿島ばやし保存子ども会」、岩井市「寺久八木節保存会」「岩井将門太鼓」が、地元のおはやし、民謡、創作太鼓を演奏します。第二部はわらぴ座が太鼓や笛、尺八、三味線、パーカッション、ケーナなどを使って、民族歌舞を中心に童謡から唱歌、ポップスを演奏します。
             一つのコンサートで二倍、三倍楽しめ、ファミリーで楽しめる内容です。今、学校では日本の古い音楽教育に力を注いでいますが、このコンサートは日本の楽器に触れ、音色に親しむ良い機会です。ぜひ、ご家族で親しみ、楽しんで下さい。

            2005-03-04 in 子ども劇場茨城通信 | Permalink | コメント (0)